大伴談 (OTOMO no Katari)
大伴談(おおとものかたり、生没年不詳)は、古墳時代の将軍。
名は語とも表記する。
姓(カバネ)は連。
大伴室屋の子(一説には弟)。
大伴金村の父。
雄略天皇朝の対新羅派遣軍の大将。
雄略天皇9年3月、天皇の命を奉じて紀小弓らとともに新羅を討ったが、反撃されて戦死したという。
『新撰姓氏録』左京神別中によれば、談は父(一説には兄)の室屋とともに衛門の左右を分衛したと記述され、また同じく右京神別上によれば佐伯氏(さえきのひまつりのみやつこ)は大伴氏(天忍日命の後裔氏族)と同祖で、談の後裔とされる。