大炊御門宗実 (OINOMIKADO Munezane)
大炊御門 宗実(おおいのみかど むねざね、興国4年・康永2年(1343年) - 応永11年5月5日 (旧暦)(1404年6月12日))は、南北朝時代 (日本)から室町時代の公卿。
後村上天皇(97代)・長慶天皇(98代)・後亀山天皇(99代)の三朝にわたり仕え、官位は従一位大納言まで昇る。
父は大炊御門冬信。
母は西園寺実衡の娘。
弟に大炊御門信経、大炊御門冬宗がいる。
正平 (日本)13年・延文3年(1358年)に従三位となり公卿に列する。
越後権守、権中納言を経て、貞治2年(1363年)に権大納言となる。
元中7年・康応元年(1389年)には右近衛大将となる。
応永9年(1402年)に出家。
応永11年(1404年)5月5日に薨去。