天明屋尚 (Hisashi TENMYOUYA (artist))
天明屋尚(てんみょうや ひさし)は、レコード会社のアートディレクターを経たのちに美術家として活動している作家。
権威主義的な美術体制に対して、絵で闘うことを宣言し武闘派を旗揚げ。
「画聖」雪舟、「画狂」葛飾北斎、「画鬼」河鍋暁斎に続くべく、自ら「画強」と名乗る。
絵画、雑誌、新聞挿画、ポスターなど多様な形態で発表する「平成の絵師」。
2006年サッカーW杯ドイツ大会FIFAワールドカップ公式アートポスターでは、14人の中に唯一日本人作家として選出された。
またニューヨーク・タイムス紙の一面を飾るなど、作品は海外でも高く評価されている。
近年の主な活動
2001年
-「One Planet under a Groove Hip Hop and Contemporary Art」 ブロンクス美術館 (ニューヨーク,アメリカ)
2002年
-「One Planet under a Groove Hip Hop and Contemporary Art」
ウォーカー・アートセンター (ミネアポリス,アメリカ), スペルマン大学美術館 (アトランタ,アメリカ)を巡回
2002年
- 「天明屋尚と暁斎展」 河鍋暁斎記念美術館 (埼玉)
2003年
- 「ARCO 03」Parque Ferial Juan Carlos I(マドリッド,スペイン)
2003年
- 「第6回岡本太郎記念現代芸術大賞展」川崎市岡本太郎美術館 (神奈川)
2003年
- club buddhaにてライブペイント開催
2003年
-『The American Effect』ホイットニー美術館 (アメリカ、ニューヨーク)
2003年
- 『Japan Rising』Palm Beach Institute of Contemporary Art (アメリカ、フロリダ)
2003年
-「FIAC 03」Paris Expo Porte de Versailles (パリ,フランス)
2003年
- 「Frieze Art Fair」Regents Park(ロンドン,イギリス)
2003年
- TATTO BURST『対談 三代目彫よし×天明屋尚』
2003年
- 『One Planet under a Groove Hip Hop and Contemporary Art』
MUSEUM VILLA STUCK (ミュンヘン,ドイツ)を巡回.
2004年
- 「ビックリハウス住宅展示場」パルコミュージアム(東京)
2004年
- 「The Armory Show」Piers 88 90 (ニューヨーク,アメリカ)
2004年
- アメリカ、サンフランシスコの Frey Norris Gallery 企画展『Asian Invitational』に参加
2005年
- 「ARCO 05」Parque Ferial Juan Carlos I(マドリッド,スペイン)
2005年
- 「刺青 紙と肌と職人の顔」CLBE PARADA(名古屋)
2005年
- 『ミヅマアートギャラリー10周年記念展』に参加
2005年
- 『ガンダム展「GUNDAM―来たるべき未来のために―」』
サントリーミュージアム (大坂), 上野の森美術館 (東京)を巡回
2005年
千曲市立戸倉上山田中学校(長野県千曲市大字戸倉2500)『とがびプロジェクト2005』に参加
2005年
- 「東京アートフェア」東京国際フォーラム(東京)
2005年
「FIAC 05」Paris Expo Porte de Versailles (パリ,フランス)
2006年
- FIFA World Cup Germany 公式アートポスターの制作
2006年
- ドキュメンタリー映画 「≒天明屋尚」公開
2006年
- 『MOTアニュアル NO BORDER-「日本画」から/「日本画」へ』 東京都現代美術館(東京)
2006年
- 『ガンダム展「GUNDAM-来たるべき未来のために-」』
せんだいメディアテーク (宮城), 高浜市やきものの里かわら美術館 (愛知), 札幌芸術の森美術館 (北海道)を巡回
2006年
- Bien美庵『当世諷刺六奇撰・天明屋尚』全6回連載開始
2006年
- 「ベルリン - 東京展」 ベルリン新国立美術館 (ベルリン,ドイツ)
2006年
- 「アートとフットボールドイツ連邦議会議事堂」
マリー・エリザベス・ルーダース・ハウス (ベルリン、ドイツ)
2006年
-「デザインフェスタ」神宮前 (東京)
2006年
- 『パプリカ (アニメ映画)』 公開記念「夢の女」展@TSUTAYA TOKYO ROPPONGIに参加
2006年
- 華音「小倉百人一首特集」 表紙画掲載
2006年
- 週刊プレイボーイ 「天明屋尚筆・反骨風刺絵巻2006」 4点掲載
2007年
- 松本人志 第1回監督作品「大日本人」のデザイン を担当
2007年8月6日〜
- 「日本経済新聞」朝刊 にて連載小説 北方謙三作「望郷の道」で挿画を連載
2007年
- 『ガンダム展「GUNDAM-来たるべき未来のために-」』京都国際マンガミュージアム(京都)
2007年
- 「第7回 伝統からの創造 21世紀展」
東京美術倶楽部(東京). 京都美術倶楽部(京都).金沢美術倶楽部(金沢). 富山美術倶楽部(富山). 大阪美術倶楽部(大阪).名古屋美術倶楽部(名古屋)を巡回
2007年
- 「武者絵の世界展」長野信濃美術館(長野)
2007年
- 映画「怪談 (2007年の映画)」パンフレットに「幽霊図」他、2ページ掲載
2007年
- 「SevenStars(セブンスター)」ジッポのプロデュース・広告に出演
2008年
-「Art Exhibition 2008 Beijing Olympic Games」2008北京オリンピック・アート・エキジビションに参加
2008年
-「北斗の拳25周年記念企画7Artist」に参加
主な受賞歴
第11回日本グラフィック展 審査員賞(1990年)
JACA'97展 特別賞(1997年)
URBANART8展 リキテックス賞(1999年)
第8回リキテックス・ビエンナーレ展 奨励賞(2001年)
第6回岡本太郎記念現代芸術大賞展 優秀賞(2003年)
主な個展
2000年
-「Japanese Spirit」HARAJUKU GALLERY (東京)
2001年
-「天明屋尚展」PROGETTO (東京)
2002年
-「ネオ日本画」depot (東京)
2003年
-「画強」ナディフ (東京)
「傾く(かぶく)」ミヅマアートギャラリー (東京)
「TENMYOUYA HISASHI」the reed spase. (ニューヨーク,アメリカ)
2004年
-「魑魅魍魎」ミヅマアートギャラリー (東京)
2005年
-「分身」ミヅマアートギャラリー (東京)
2006年
-「MADE IN JAPAN」ミヅマアートギャラリー(東京)
作品集
ジャパニーズ・スピリット (学習研究社 2003年)
傾奇者 (PARCO出版 2004年)
Tenmyouya Hisashi (河出書房新社 2006年)
KAMON TENMYOUYA HISASHI」 (KING OF MOUNTAIN 2007年)
映画
『≒天明屋尚』
- 石崎豪監督によるドキュメンタリー作品(2006年)