妙竜 (Myoryu)
妙竜(みょうりゅう、宝永2年6月22日 (旧暦)(1705年8月11日)- 天明6年6月10日 (旧暦)(1786年7月5日))は、江戸時代中期の真言律宗の僧。
俗姓は仙石氏。
号は雲蓮社空華。
美濃国の出身。
尾張国興正寺 (名古屋市)5世。
美濃国長安寺の岱梁に戒律を学び、15歳で真言密教の四度加行(しどかぎょう)を受けた。
17歳となったとき八事山興正寺に入って具足戒を受け、同じ年に浄土宗鎮西派白旗流の璽書を受ける。
30歳で八事山興正寺第5世となった。
生涯を通じて密教・戒律・浄土教を学び、それらの復興に尽力した。