岩野平三郎 (IWANO Heizaburo)

岩野 平三郎(いわの へいざぶろう)は和紙職人。
福井県出身。
立命館大学経済学部卒業後紙漉きの修行に入る。
1975年福井県無形民俗文化財の指定を受ける。
1979年第3代岩野平三郎を襲名。
1982年桂離宮の「昭和の大修理」に使われた越前和紙を漉きあげ、吉田五十八記念芸術振興財団特別賞受賞。
越前和紙古来の紙漉き模様である「打雲」「飛雲」「水玉」の技術を今に継承する。
その手によって漉かれた紙は、平山郁夫画伯、東山魁夷画伯といった多くの日本画家に愛用されている。

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