岸駒 (Ganku)
岸駒(がんく、宝暦6年(1756年)(寛延2年(1749年)説あり) - 天保9年12月5日 (旧暦)(1839年1月19日))は、江戸時代の画家。
字は賁然。
同功館・可観堂などと号す。
岸派(きしは)の祖。
加賀国金沢(現、石川県金沢市)出身。
実子に岸岱、養子に岸良・岸連山がある。
略歴
有栖川宮の近侍となり、沈南蘋派、円山派などを学び、これらを折衷し、主に京都で装飾的で筆法の鋭い障壁画などを描く。
主に虎をモチーフにした構図を得意とした。
作品
内裏造営にあたり障壁画を製作。
1790年(寛政2)
西本願寺障壁画