巨勢野足 (KOSE no Notari)

巨勢野足(こせ の のたり、天平21年(750年) - 弘仁7年12月14日 (旧暦)(817年1月9日))は、平安時代初期の将軍、政治家。
武内宿禰の五男許勢小柄を祖とする巨勢氏の直系。

正四位下式部大輔左中弁兼河内守巨勢苗麻呂の長男。
従三位参議左大弁巨勢堺麻呂の嫡孫。
巨勢光舟の父。
初代蔵人頭。
子孫に巨勢金岡がいる。

蝦夷征討では坂上田村麻呂らとともに副将として活動。
大同 (日本)5年(810年)には、藤原冬嗣とともに蔵人頭になるなど、政界でも重んじられていたことがわかる。

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