市村辰之助 (ICHIMURA Tatsunosuke)
市村 辰之助(いちむら たつのすけ、弘化3年(1846年) - 明治5年2月7日 (旧暦)(1872年3月15日))は、新撰組隊士。
新撰組副長土方歳三の小姓市村鉄之助の兄。
戸籍上は鋠之助
弘化3年(1846年)、大垣藩士、市村半右衛門の二男として生まれる。
安政5年(1858年)、父の藩籍剥奪により、浪人生活を送り、慶応3年(1867年)の隊士募集の時に弟鉄之助を従え入隊。
慶応4年(1868年)3月、五兵衛新田(現在の東京都足立区綾瀬 (足立区))屯集を最後に新撰組を脱走。
のちに大垣藩へ帰参する。
長男の久吉誕生後、家督を譲った。
明治5年に病死し、墓所は岐阜県大垣市船町全昌寺にある。