平有盛 (TAIRA no Arimori)
平 有盛(たいら の ありもり)は、平安時代末期の武将。
平重盛の四男。
母は正室の藤原経子 (藤原家成の四女)。
官位は従四位下右近衛権少将。
異母兄の平資盛に従い、三草山の戦いに参戦。
源義経に敗れた後は、屋島の平家本陣に落ち延びた。
最後は壇ノ浦の戦いにおいて、資盛、従兄弟の平行盛と三名で手を取り合い、海中に身を投じた。
享年22。
伝説
奄美諸島には資盛、行盛、有盛が落ち延びたという平家の落人伝説がある。
行盛神社、有盛神社、資盛の大屯神社が祀られ、重要無形民族文化財に指定されている。
「諸鈍シバヤ」などの風習も残っている。