引田虫麻呂 (HIKETA no mushimaro)

引田虫麻呂(ひけたのむしまろ)は奈良時代の官人。

系譜

不明。
姓は朝臣。

経歴

神亀5年(728年)2月に送渤海客使となる。
時に従六位下。
5月に出発し、天平2年(730年)に帰国した。
時に正六位上。
天平3年に外従五位下になり、主殿頭に就き、天平10年には斎宮長官になった。
天平12年に聖武天皇の東国行幸に従って外従五位上になった。
天平13年に摂津亮になった。
天平15年には土佐守、次いで大工頭になった。
以後は史料に名が見えない。

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