手塚良仙 (TEZUKA Ryosen)
略歴
江戸の蘭方医、常陸国常陸府中藩藩医手塚良仙 (父)を父に生まれる。
緒方洪庵の適塾に入門。
福澤諭吉らと親しむ。
江戸に帰って、大槻俊斎・伊東玄朴らと図り、お玉が池種痘所設立。
父を継ぎ良仙と改名し、幕府歩兵屯所付医師となり、維新後大日本帝国陸軍軍医となる。
(大尉相当官)
西南戦争に従軍、九州で赤痢に罹り、長崎陸軍病院にて没。
著書
妊婦摂生略考
その他
曾孫である手塚治虫は、後に手塚良仙を主人公の1人とした伝記漫画「陽だまりの樹」を執筆している。
ストーリーは史実を下地にフィクションを加えた内容になっている。
みなもと太郎の「風雲児たち幕末篇」にも手塚良仙は登場する。
作風が「歴史大河ギャグ」だけあって手塚治虫風の顔に描かれている。