日置道形 (HEKI no Michikata)

日置道形(へきみちかた、生没年不明)は奈良時代後半の官人。
姓は造。
名は通形とも。
後に栄井道形。

経歴
天平神護3年の伊勢介在職時に阿倍東人とともに伊勢神宮外宮上空に現れた瑞雲を奏上した。
神護景雲改元のきっかけを作った。
この功により、同年8月に正六位上から外従五位下に昇進した。
以後は大工助・主税助・主計助・などを歴任した。
宝亀8年に栄井宿禰と改姓した。
光仁天皇大葬時には養役夫司も務めた。
備中守・内蔵助なども務めたが、延暦9年までには没したという。

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