木下延重 (KINOSHITA Nobushige)
木下 延重(きのした のぶしげ、生没年不詳)は、安土桃山時代の武将。
官位は従五位下周防守。
通称与右衛門。
豊臣秀吉の鉄砲組頭として、小牧・長久手の戦いや小田原の役に従軍した。
文禄の役には、鉄砲大将として海渡している。
その後、文禄2年(1593年)12月から翌年にかけて、豊臣秀次の太閤検地として尾張国海東郡を担当。
慶長年間に播磨国内で2万石を領する。
慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いでは西軍に与し、豊臣家の銃隊長として伏見城の戦いに参加した。
改易となり、その後の消息は不明。