松平信道 (MATSUDAIRA Nobumichi)
松平 信道(まつだいら のぶみち)は、丹波亀山藩の第3代藩主。
丹波亀山藩形原松平家8代。
宝暦12年(1762年)1月22日、第2代藩主・松平信直の長男として生まれる。
安永7年(1778年)12月、従五位下・采女正に叙任される。
安永8年(1779年)に若狭守に遷任する。
天明元年(1781年)閏5月27日、父の隠居により家督を継いで第3代藩主となる。
このとき、紀伊守に遷任する。
幕命により禁裏警護や京都警護を務め、天明8年(1788年)4月に奏者番と寺社奉行見習いを兼任する。
6月には正式に寺社奉行になった。
寛政の改革では松平定信の側近として幕政に参与している。
藩政においては、寛政元年(1789年)に「領中刑律89条」という法令を制定している。
寛政3年(1791年)8月18日に死去。
享年30。
後を長男・信彰が継いだ。