正親町三条公氏 (OGIMACHISANJO Kinuji)

正親町三条公氏（さんじょうきんうじ、寿永元年（1182年）- 嘉禎3年9月15日 (旧暦)（1237年10月5日））は、鎌倉時代の公卿。
藤原北家閑院流の三条実房の三男で、正親町三条家の祖。
三条の他、嵯峨および西郊とも称す。
兄に三条公房、姉小路公宣がいる。

1211年（建暦元年）参議に任じられ、その後正二位、大納言に累進している。

なお、明治維新後に正親町三条家は本家の三条家（転法輪三条家）と区別するために家名を「嵯峨」と改称した。
これは公氏の号に由来している。