正親町季俊 (OGIMACHI Suetoshi)
正親町 季俊(おおぎまち すえとし、天正14年9月18日 (旧暦)(1586年10月30日) - 寛永2年11月29日 (旧暦)(1625年12月28日))は、江戸時代初期の公家。
おもに後水尾天皇(108代)に仕えた。
正親町季秀(従一位権大納言)の次男。
母は烏丸光康(権大納言)の娘。
はじめ兄の正親町季康が、跡継ぎだったが、父に先立って横死したため、かわって嫡男となった。
慶長14年(1609年)に従五位下に叙任して元服。
翌年に侍従となり、さらに慶長17年(1612年)には従五位上右近衛少将となり、元和 (日本)3年(1617年)には従四位上右近衛中将・蔵人となった。
元和9年(1623年)に正四位上参議となり、公卿に列するが、まもなく死去。