源旧鑑 (MINAMOTO no Motomi)
源 旧鑑(源 舊鑒、みなもと の もとみ、生年不詳 - 延喜8年2月(908年))は、平安時代前期の賜姓皇族。
名は職鑑とも書く。
光孝天皇の皇子。
母は更衣 (女官)讃岐氏(従五位下式部省讃岐永直の娘)。
宇多天皇の異母兄弟。
子に源封子(醍醐天皇更衣)がいる。
貞観 (日本)12年(870年)2月、源氏朝臣姓を賜り臣籍に下った。
父時康親王が光孝天皇として即位した後の元慶8年(884年)、時服月俸に与り、無位から従四位上に叙位された。
仁和2年(886年)1月、備前国守になる。
その後、京職などを経て正四位下大蔵卿になった。
延喜8年(908年)2月卒去。