藤原中清 (FUJIWARA no Nakakiyo)

藤原 中清(ふじわら の なかきよ、生没年未詳) は、平安時代中期の廷臣。
藤原北家藤原長良流の一族、備中国守藤原為雅の長男。
諱は仲清とも記される。
正四位・内匠頭。

受領層の中級貴族として尾張国、周防国、河内国、備中などの国司を歴任したほか内匠頭などを務め正四位下に至った。
尾張守在任時の寛弘5年(1008年)には丹波国守高階業遠と共に五節舞の舞姫を献上する国司としてその名が見える一方、同じ年に任国尾張の郡司、百姓らによって非法を愁訴されたとの記録が残る。

[English Translation]