藤原良世 (FUJIWARA no Yoshiyo)

藤原 良世(ふじわら の よしよ、弘仁14年(823年)- 昌泰3年11月18日 (旧暦)(900年12月12日))は平安時代前期の公卿。

経歴

左大臣藤原冬嗣の八男。
承和 (日本)8年(841年)、20歳で内舎人に任官し、以後昇進を重ね、貞観 (日本)12年(870年)参議、寛平3年(891年)右大臣、同5年(893年)従二位、同8年(896年)左大臣。
同年致仕し、致仕大臣と呼ばれた。

一説に藤氏長者の初代にも擬せられ、長者として『興福寺縁起』を撰したことでも知られる。
昌泰3年に死去し、贈従一位を賜った。

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