蚊屋木間 (KAYA no Konoma)
蚊屋木間(かや の このま、生年不明 - 持統天皇7年(693年)8月16日?)は、日本の飛鳥時代の人物である。
旧仮名遣いでの読みは同じ。
姓(カバネ)は忌寸。
672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)の側についた。
贈直広参。
『日本書紀』の贈位記事においてのみ現れる。
持統天皇7年(693年)9月16日に、天皇は直広参と賻物(葬儀の際の贈り物)を蚊屋忌寸木間に贈った。
壬申の年の功を褒めたためという。
この日かその直前に死んだと思われる。