雲室 (Unshitsu)
雲室(うんしつ、宝暦3年3月5日 (旧暦)(1753年4月8日) - 文政10年5月9日 (旧暦)(1827年6月3日))は、日本の僧、学者。
略歴
宝暦3年(1753年)信濃国飯山市の光蓮寺 (飯山市)に生まれる。
光蓮寺の開祖は武田信玄の弟武田信繁の孫、正善とされている。
江戸に出て易老荘、儒学を学び、天明元年(1781年)湯島聖堂の学職に挙げられた。
また後天明8年(1788年)上尾宿で二賢堂をたて「聚正義塾」を開き、郷党の指導にあたった。
寛政4年(1792年)には江戸西久保光明寺(現東京都港区 (東京都)虎ノ門)の二十六世を嗣ぐ。
文政10年(1827年)、光明寺で遷化。
また、画は目標を宋 (王朝)、元 (王朝)、明の名画に置き研鑽を続け、その画友に沢田東江、谷文晁、鈴木芙蓉その他多く知られている。