高向玄理 (TAKAMUKO no Kuromaro)

高向 玄理(たかむこ の くろまろ、生年不詳 - 白雉5年(654年))は飛鳥時代の学者。
高向氏は魏 (三国)の曹操の末裔を称する渡来人の子孫。
高向古足の子。
カバネは史(高向史)。

608年、遣隋使小野妹子に従い留学生として隋へ留学し、に南淵請安とともに帰国する。
の大化の改新後、僧の旻とともに新政府の国博士に任じられる。
、遣新羅使として新羅に赴き「任那の調」を廃止することを引きかえに「質(人質)」を差し出させる交渉を取りまとめ、翌に新羅王子武烈王を伴って帰国する。
に八省百官を定めた。
遣唐使の押使として唐に赴くが、長安で客死した。

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