並河駅 (Namikawa Station)

並河駅（なみかわえき）は、京都府亀岡市大井町土田にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線（嵯峨野線）の鉄道駅である。
駅名電略は「フチナミ」。

ICOCA・Jスルー利用可能駅（相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照）。
但しJスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。

駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ、行違い可能な地上駅である。
駅舎は2番ホーム側にあり、反対側の1番ホームへは跨線橋で連絡している。
なお駅業務は（株）ジェイアール西日本交通サービスへ委託されており、早朝と深夜は無人となる。

駅の東西を「並河クリエーティブ地下通路」が結んでいる。

駅舎側の2番線が一線スルーのため、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも2番線を通る。

反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも1番線に停車する。

停車列車同士の行違いの場合は、京都方面行（上り）が1番線、園部方面行（下り）が2番線に入る。

利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約2,995人である。
（京都府統計書より）

亀岡市が京都中心部へのベッドタウン化していくにつれ、利用客数は徐々に増えつつある。

駅周辺
亀岡市立大成中学校
亀岡市立大井小学校
国道9号（山陰道）
大井インターチェンジ西へ900m
マツモト_(京都府)大井店
ミドリ電化　亀岡店
京都農業協同組合亀岡大井支店
大井簡易郵便局

歴史

1935年（昭和10年）7月20日 - 日本国有鉄道の駅として開業。
旅客営業のみ。

1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。

1989年（平成元年）3月11日 - 北へ約120メートル移設され、駅構造が1面1線から2面2線化される。

棒線駅時代は、普通列車でも時間帯によっては通過する列車があった（これは吉富駅 (京都府)や高津駅 (京都府)、それに淵垣駅も同じであった）。

旧駅舎跡地は鉄道歴史公園として整備され、国鉄DD51形ディーゼル機関車と新幹線0系電車22形1003号の先頭車両運転台部のカットボディが設置、展示されている。

隣の駅
西日本旅客鉄道（JR西日本）
■嵯峨野線（山陰本線）
■快速・■普通
亀岡駅 - 並河駅 - 千代川駅