亀岡駅 (Kameoka Station)

亀岡駅(かめおかえき)は、京都府亀岡市追分町谷筋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線)の駅である。
丹波口駅から園部駅までを管理する管理駅でもある。
駅名電略は「フチカオ」。

ICOCA・Jスルー利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

普通電車の一部が折り返す駅で、全ての特急列車も停車する。
当駅から園部方面は快速も各駅に停車する。

駅構造
島式2面4線のプラットホームを持つ、待避・交換可能な橋上駅舎を持つ地上駅。

戦中(1943年)に建てられた駅舎が(2006年2月まで現存)あったが、橋上駅化工事のため取り壊された。
駅舎改築中は京都側に仮駅舎・仮跨線橋を設置して対応していたが、2008年4月12日より新しい橋上駅舎及び南北自由通路の供用を開始した。
また、橋上駅舎の完成に伴い、駅北側にも駅前広場が整備された。
亀岡市ふるさとバスのうち、路線番号1・2・3及び保津川下りの送迎バスは北口から発着する。
南北自由通路には公募により「のどかめロード(「のどか」と「亀岡」の合成造語)」の愛称が付けられている。

通常は駅本屋側から順番に乗り場の番号が割り振られるが、当駅は旧駅本屋側(南側)から逆順である(他の嵯峨野線の駅でもこのような形が多い)。

なお、新駅舎完成後も当面2番のりばは使用停止のままとなっている。
今後2番線のレールを少し3番線側へ移動する工事とホームの拡張工事が行われる。
そのため2番ホームは仮囲いにより狭くなっている。

利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約9,877人である。(京都府統計書より)

亀岡市の代表駅であり、京都・大阪のベッドタウンとして発展している場所柄、利用客は非常に多く、時間帯によっては、この駅から京都方面への列車が相当な混雑になる。
また10時~16時の間、園部から来た快速電車から普通電車に乗り換えるのに、一度跨線橋(エレベータ有り)を渡る必要がある。
これは当駅折り返しの普通電車が、駅舎改築工事のため1番のりばから4番のりばに変更されたためである。
そのかわり京都から来た当駅止まりの電車から園部方面に行く電車に、同じホームで乗り換えられるようになった。
駅舎の改築に伴う2番乗り場の使用停止が解除されるまでの臨時措置と思われる。

嵯峨野線(京都駅-園部駅)では京都駅・二条駅に次いで多い。

観光
京都市の嵐山まで保津川を船で下る保津峡保津川下りが駅北側(徒歩10分)から乗船できる。

駅周辺
亀岡郵便局
亀岡市役所
亀岡警察署
亀岡消防署
亀山城_(丹波国)
亀岡市立図書館
楽々荘
京都府立亀岡高等学校
亀岡市立亀岡中学校
亀岡市立亀岡小学校
亀岡市立城西小学校
京都学園大学
湯の花温泉 (京都府)
道の駅ガレリアかめおか(生涯学習施設でもある)
亀岡サティ (チェーンストア)
西友亀岡店
マツモト_(京都府)荒塚店
マツモト中央店
亀岡ショッピングセンター アミティ
クニッテルフェルト通り
国道9号(山陰道)
国道372号
京都銀行亀岡支店
京都信用金庫亀岡支店

バス路線

京阪京都交通~阪急桂駅、JR京都駅、京都学園大学、園部駅ほか
亀岡市コミュニティバス

歴史
1899年(明治32年)8月15日 - 京都鉄道の駅として開業。
客貨取扱を開始。

1907年(明治40年)8月1日 - 京都鉄道国有化。

1980年(昭和55年)9月30日 - 貨物取扱を廃止。

1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。

2008年(平成20年)4月12日 - 駅舎橋上化完成・使用開始。

隣の駅
西日本旅客鉄道(JR西日本)
■嵯峨野線(山陰本線)
特急「たんば (列車)」「きのさき (列車)」「はしだて (列車)」「まいづる (列車)」「タンゴディスカバリー」停車駅
■快速(当駅から園部方面の各駅に停車)
嵯峨嵐山駅 - 亀岡駅 - 並河駅
■普通
馬堀駅 - 亀岡駅 - 並河駅

[English Translation]