二軒茶屋駅 (京都府) (Nikenchaya Station (Kyoto Prefecture))
二軒茶屋駅(にけんちゃやえき)は、京都市左京区にある叡山電鉄叡山電鉄鞍馬線の鉄道駅。
かつて鞍馬などへ行く旅人のための茶屋が2軒あったことが駅名の由来だが、茶屋は古くになくなっている。
駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ無人駅。
ホームの鞍馬駅側に駅構内踏切(第1種甲)があり、両ホームを結んでいる。
出入口は踏切の鞍馬行ホーム側。
鞍馬寄りに片渡り線2組があり、その先は上り線側が単線の本線、下り線側が引上線となっている。
引上線は出町柳方面からの同駅折返し列車が使用している。
鞍馬方面ホームにのみ自動改札機が設置されている。
回数券の一部は大学前のファミリーマート京都産業大学店で発売している。
踏切からホームへは、レール面からホーム面までのゆるい階段のみであるが、駅自体が山の斜面にかかった所にあるので(画像参照)車椅子等での利用は困難。
駅周辺
京都府道38号京都広河原美山線とは反対側の山の斜面にある。
沿線は山に囲まれた住宅街である。
駅裏の高台には京都産業大学の第2グラウンドがある。
洛北病院
京都産業大学(徒歩の場合約800m)
バスのりば
二軒茶屋(駅から府道に出た所)
京都バス
二軒茶屋駅(駅前のバス回転場)
京都産業大学へのスクールバス「二軒茶屋シャトルバス」(京都バスが運行)
歴史
1928年(昭和3年)12月1日 鞍馬電気鉄道の駅として開業。
1939年(昭和14年)9月 当駅~市原駅間が、戦争に伴う資材供出のため単線化。
1942年(昭和17年)8月1日 会社合併により京福電気鉄道の駅となる。
1944年(昭和19年)11月10日 山端(現・宝ヶ池駅)~当駅間が、戦争に伴う資材供出のため単線化。
上りホームを構内踏切の手前(北側)に移設。
1986年(昭和61年)4月1日 会社再編により叡山電鉄の駅となる。
1990年(平成2年)9月28日 岩倉駅 (京都府)~当駅間が再複線化。
上りホームを構内踏切の先(南側・下りホームの対向位置)に移設。
隣の駅
叡山電鉄
鞍馬線
京都精華大前駅 - 二軒茶屋駅 - 市原駅