五条駅 (京阪) (Gojo Station (Keihan))

五条駅(ごじょうえき)は、京都府京都市東山区宮川筋8丁目にある、京阪電気鉄道京阪本線の鉄道駅。
急行以下の種別が停車する。

駅ホームのカラーリングは緑。
これは抵抗器の抵抗値を表すカラーコードで「5」を意味する。

2008年10月19日の京阪中之島線の開業と同時に清水五条駅(きよみずごじょうえき)に改称の予定。

駅構造

島式1面2線のホームを持つ地下駅である。
五条大橋東詰、川端通と五条通の交差点の直下に位置する。

地下1階が改札及びコンコース、地下2階がホームとなっている。
改札口は1ヶ所のみで、コンコースとホームの間にはエレベーターと上下2基のエスカレーターが設置されているが、コンコースと地上の間には登りエスカレーターしかない。

のりば

※両ホームとも有効長は8両。
自動放送における編成長案内は2番線のみ挿入される。

駅周辺

大谷本廟
六波羅蜜寺
清水寺
五条大橋(鴨川 (淀川水系))
東山区総合庁舎
東山区役所・東山保健所・東山区社会福祉事務所・東山区図書館
東山区老人福祉センター・東山区青少年活動センター・地域体育館

東山郵便局 (京都府)
東山武田病院(旧・京都専売公社病院)
五条通(国道1号)
川端通

バスのりば
五条京阪前
五条大橋東詰(五条通と川端通との交差点)の五条通沿いにある。

京都市営バス
80系統:(五条坂、祇園経由)河原町駅 (京都府)方面
京阪バス
大宅、醍醐、京阪六地蔵方面
四条河原町、四条烏丸、四条大宮方面
高速バス路線
北陸ハイウェイバス(京阪バス、西日本ジェイアールバス)
高速バス四日市ゆき※(京阪バス、三重交通)
高速バス津駅前ゆき※(近鉄バス、三重交通)
(※印は2008年3月20日から運転を開始した。)

歴史

開業当時の起点駅で、五条通りの南側に駅舎が有った。
三条駅延長後も1916年以降急行停車駅であったが太平洋戦争中に急行通過へ変更となり、七条駅~三条駅間で唯一特急・急行が通過する時代が長く続いた。
これは、四条・七条と違って京都市電が交差していなかったことが要因とみられる。

また太平洋戦争末期(1945年7月)に五条通り南側の強制疎開が行われ、その後も更地のままで有ったが昭和30年頃に五条通りを拡幅する事となり、駅をそれまでの五条通りの南側から北側に移設して、現在の五条大橋が建設された。
その後、昭和40年代に大谷本廟の南側から山科を経由して逢坂山の手前で三条通りへと繋がる「東山バイパス」が造られ国道1号線が京津線の走る三条通りから五条通りに代わり、朝夕のラッシュ時の五条踏み切りで慢性的に大渋滞が発生。
昭和47年京阪線の立体交差化事業が都市計画決定を受け、昭和54年地下化工事開始。
昭和62年5月に地下化、翌63年5月に地上廃線跡に都市計画道路「川端通り」が完成し、地下化工事が完了した。

1910年(明治43年)4月15日 京阪本線の京都側の終着駅として開業。

1916年(大正5年)4月1日 急行停車駅となる。

1935年(昭和10年)6月29日 鴨川大水害・五条大橋の倒壊、三条行きホームの破損
1943年(昭和18年)10月1日 会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。

1944年(昭和19年)2月5日 急行停車を廃止。

1945年(昭和20年)9月15日 駅休止
1946年(昭和21年)5月3日 駅の営業再開
1949年(昭和24年)12月1日 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。

1957年(昭和32年) 1月 五条大橋の架け替え(拡幅)工事に伴い、三条行きホームが五条通南側から北側へ移設。

1979年(昭和54年)3月20日 地下化工事着手。

1982年(昭和57年)10月23日 地下化工事に伴い淀屋橋行きホームを五条通り北側から南側へ移設。

1987年(昭和62年)5月24日 地下駅化。

1987年(昭和62年)7月15日 浸水事故、線路からホームの高さまで浸水。
終日運休、翌日始発より運転再開。

1988年(昭和63年)5月10日 京阪線の地下化工事竣工・川端通り開通。

1988年(昭和63年)9月1日 駅構内「終日禁煙」を実施。

1989年(平成元年)9月27日 京阪鴨東線運行準備のダイヤ改正で45年ぶりに急行停車駅となる。

2008年(平成20年)10月19日 五条駅から清水五条駅に改称予定。

隣の駅

京阪電気鉄道
京阪本線

■K特急・■特急

通過

■急行・■準急・■普通

七条駅 - 五条駅 - 四条駅_(京阪)
※日中は普通のみ毎時6本停車。

[English Translation]