元田中駅 (Mototanaka Station)
元田中駅(もとたなかえき)は、京都市左京区にある叡山電鉄叡山電鉄叡山本線の鉄道駅。
駅構造
千鳥式2面2線のホームを持つ駅員無配置駅。
出町柳駅行きホームにのみ券売機が設置されており、8時から18時30分の間稼動する。
両ホームとも約1両分の長さの上屋が設置されている。
かつて京都市電と平面交差していた事の名残から上下ホームは東大路通を挟んで両側に分かれている(下りホームは西側、上りホームは東側)。
上下共にバリアフリーには対応していない。
レール面からホーム面までの階段のみであるが(画像参照)車椅子等での利用には介護者が必要。
駅周辺
東大路通と交差する。
京都大学などが近くにあり、東大路通は学生相手の飲食店や付近住民の買い物の店が並ぶ商店街になっている。
田中神社
京都情報大学院大学
松本商店(回数券委託発売所)
バスのりば
叡電元田中(東大路通駅隣接)
京都市営バス
南行
31系統 祇園・四条烏丸方面
65系統 烏丸丸太町・四条烏丸方面
206系統 東山七条・京都駅方面
北行
3系統(上終町折返し便のみ) 上終町京都造形芸大前方面
31系統 高野・岩倉方面
65系統 上終町京都造形芸大前・修学院・岩倉方面
206系統 高野・北大路駅・千本北大路・京都駅方面
歴史
1925年(大正14年)9月27日 京都電燈の駅として開業。
現駅より数100m西にあった。
1942年(昭和17年)3月2日 会社譲渡により京福電気鉄道の駅となる。
1943年(昭和18年)7月10日 京都市電の東山線が延伸開業し、叡電前停留所設置(なお、市バスの叡電前は出町柳駅前にあった)。
これまでに東大路通開通に伴い現在地に移転。
特認により東大路通とは交差点となる。
1949年(昭和24年)12月11日 京都市電東山線から宝ヶ池駅までの乗り入れ運転開始。
この乗り入れは、宝ヶ池駅近くにあった市営の競輪場への観客輸送のためのもので、競輪開催日にのみ実施された。
1955年(昭和30年)9月1日 この日限りで京都市電からの乗り入れ運転を終了。
乗り入れ廃止後も、連絡する渡り線は長い間残されていた。
1978年(昭和53年)10月1日 京都市電が廃止。
東大路通交差点を踏切に変更。
この後の市電軌道撤去工事にて、残っていた渡り線の一部を完全撤去。
1986年(昭和61年)4月1日 会社譲渡により叡山電鉄の駅となる。
隣の駅
叡山電鉄
叡山本線
出町柳駅 - 元田中駅 - 茶山駅 (京都府)