千代川駅 (Chiyokawa Station)
千代川駅(ちよかわえき)は、京都府亀岡市千代川町今津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線)の鉄道駅である。
駅名電略は「フチチヨ」。
ICOCA・Jスルー利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
但しJスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。
駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ行違い可能な地上駅で、開業時からの木造駅舎が現在も残っている。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅本屋側(2番のりば)が一線スルーのため、そこを特急が通過する。
停まるのは、普通列車と快速列車である。
朝ラッシュ時には快速列車が20~30分に一本、普通列車は10~15分に一本あるが、データイムは普通と快速がそれぞれ1時間に1本というそれほど過密でないダイヤが組まれる。
特急はそれらを待避させながら通過する。
1番のりば側にも無人の勝手口が存在する。
駅本屋、勝手口とも、自動改札機は簡易式のものとなっている。
なお駅業務は(株)ジェイアール西日本交通サービスへ委託されており、早朝・夜間は無人となる。
通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも2番線を通る。
反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも1番線に停車する。
停車列車同士の行違いの場合は、京都方面行(上り)が1番線、園部方面行(下り)が2番線に入る。
利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約2,164人である。
(京都府統計書より)
京都市中心部へのベッドタウンになりつつあるせいか、利用客はやや多い。
駅周辺
前述した通り、千代川駅には有人改札口(西側、2番のりば側)と無人改札口(東側、1番のりば側)の2つが存在する。
有人改札口の方は、現在、駅前道路拡張事業が行われており、比較的発展しており、主に住宅地だが、しばらく西に向かって歩くと、国道9号線があり、商業施設が建ち並んでいる。
無人改札口(東)は主に住宅地で、全国的にも珍しい市営の自動車教習所がある(平成19年3月閉校)。
近年亀岡市住宅公社がメディアス亀岡3番館を建てた。
その奥は桂川 (淀川水系)(別名保津川、大堰川)が流れている。
川の東側の馬路町域は農業地となっており、馬路大納言小豆(丹波大納言小豆の、最高級品である。)が特産品として生産されている。
近年、激辛香辛料のハバネロの育苗販売で知られるようになった篠ファームもこの馬路地区にある。
駅の周りには有名な史跡はないが、桂川を渡り自転車で東へ15分ほどいくと、丹波国分寺、出雲大神宮が、国道9号線を渡り西へ5分ほどの位置に、亀山城_(丹波国)城門が移設された亀岡市立千代川小学校がある。
京都府立南丹高等学校
亀岡市立自動車学校
亀岡市立千代川小学校
マツモト_(京都府)千代川店
バス路線
京阪京都交通
歴史
1935年(昭和10年)7月20日 - 日本国有鉄道の駅として開業。
旅客営業のみ。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
隣の駅
西日本旅客鉄道(JR西日本)
■嵯峨野線(山陰本線)
■快速・■普通
並河駅 - 千代川駅 - 八木駅