嵐電天神川駅 (Ranzan-Tenjingawa Station)
嵐電天神川駅(らんでんてんじんがわえき)は、京都府京都市右京区太秦下刑部町にある京福電気鉄道京福電気鉄道嵐山本線の鉄道駅である。
駅ナンバリングはA6。
開業の経緯
2008年1月16日に開業した京都市営地下鉄京都市営地下鉄東西線の二条駅〜太秦天神川駅間延伸開業に伴い、蚕ノ社駅〜山ノ内駅 (京都府)間に同線太秦天神川駅との乗り換えのための駅として設置されることになった。
同線の延伸から2か月余り遅れての開業となる。
開業までの2か月ほどの期間は、隣の蚕ノ社駅が乗り換え駅としての役割を担っていた。
設置費用の6億4300万円のうちの6億1600万円は京都市が負担し、2007年11月中に着工した。
京福電鉄にとって、既設路線の中間駅新設は、1956年開業の鹿王院駅に次いで、52年ぶりで2駅目である。
なお臨時駅の中間駅としては、現えちぜん鉄道のえちぜん鉄道三国芦原線仁愛グランド前駅が、京福電鉄時代の1992年に開業した例がある。
京阪京津線が同日から京都市役所前駅から同駅に乗り入れ区間を延伸したため、同線・京阪石山坂本線沿線から当駅を介して乗り換えが可能になり、嵐山・嵯峨野へのアクセスが便利になった。
駅構造
相対式ホーム(停留場)2面2線を持つ地上駅である。
併用軌道区間であるが、安全地帯 (交通)ではなくプラットホームが設置されている。
ホーム全体を覆う上屋が設置される。
また、地下鉄駅の出口から嵐電天神川駅までの通路にも屋根が設置されている。
通常は駅員無配置駅となるが、多客期の週末を中心に駅員が配置される予定である。
計画当初は、三条通東側歩道に隣接するように設置される予定だったが、現在のように三条通北行き南行き車線の中央に設置されることになった。
駅周辺
太秦天神川駅(京都市営地下鉄東西線)
SANSA右京(右京区総合庁舎・京都市交通局)
歴史
2008年3月28日 - 開業
隣の駅
京福電気鉄道
嵐山本線
山ノ内駅 (京都府) A5 - 嵐電天神川駅 A6 - 蚕ノ社駅 A7
となりの蚕ノ社駅との駅間距離は、約250m、営業キロは0.2kmである。