東山駅 (京都府) (Higashiyama Station (Kyoto Prefecture))
東山駅(ひがしやまえき)は、京都市東山区にある、京都市営地下鉄京都市営地下鉄東西線の鉄道駅。
駅番号はT10。
駅構造
ホームは地下3層にあり、他の東西線の駅と同様、複線島式ホームで、プラットホーム安全対策が設置されている。
2007年4月より、改札口券売機前に、京都市営バスの接近表示が設置された。
東西線の駅は駅ごとにステーションカラーが制定されているが、東山駅のステーションカラーは菖蒲色。
京都・東山花灯路の時期には、コンコース階改札外に床置きの行灯が置かれる。
駅周辺
地上へあがると東山三条(三条通と東大路通の交差点)で、平安神宮など岡崎公園 (京都市)一帯の観光拠点として利用されている。
観光客は、京都駅から下記のような観光地に向かうのにバスを利用しがちであるが、この駅を利用して平安神宮等に向かうと渋滞を避けることが出来て便利である。
なお、11月などの紅葉観光の最混雑期には、銀閣寺平安神宮から東山三条を経由して京都駅に向かう市バス(5,57,100系統など)の乗客が、振り替え票を得て、この駅から京都駅まで地下鉄に乗り換えることのできる臨時的な措置が採られる。
このサービスは、東山三条以南の京都市内の道路が激しく渋滞している時に、京都駅に向かう観光利用者の利便を考えて特別に行われるものであり、日時も事前に明示されずに実施されるようである。
(三条通より北)
琵琶湖疏水
平安神宮
岡崎公園 (京都市)
京都国立近代美術館
京都市美術館
京都府立図書館
京都会館
京都市勧業館(みやこめっせ)
並河靖之七宝記念館
京都文教中学校・高等学校
(三条通より南)
知恩院
八坂神社
円山公園 (京都府)
華頂女子中学校・高等学校
華頂短期大学
歴史
駅施設は第三セクターである京都高速鉄道株式会社が建設。
(詳しくは京都市営地下鉄東西線の歴史の項を参照)
2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。
駅名の由来
旧京阪京津線がここの地上を走っていた時の駅名は「東山三条駅」だった。
つまり地下化に伴って「東山」に改称されたのである。
この駅上を南北に走る通り名が東山通(東大路通)であることに由来すると思われる。
「東山」はこの附近一帯の広域的な地名でもある。
隣の駅
京都市営地下鉄
■東西線
蹴上駅(T09) - 東山駅(T10) - 三条京阪駅(T11)