柳谷登山鉄道 (Yanagidani Mountain Railway)
柳谷登山鉄道(やなぎだにとざんてつどう)は、現在の長岡京市の柳谷観音(楊谷寺)付近に設置が計画されたケーブルカーである。
路線データ(計画時)
路線距離:金原寺付近 - 旧海印寺村浄土谷付近 0.7km
軌間:1067mm
接続路線(予定)
新京阪鉄道柳谷観音延長線(長岡天神駅 - 柳谷観音・未成)
なお、この路線とは別に、向日町駅 - 楊谷寺間に同じような路線が計画され、長法寺校前には測量杭がずっと打ってあったという。
また、楊谷寺の阿弥陀堂には、柳谷参道電灯線路工事有志連名の奉納額が現在も残されている。
歴史
大正初期頃 会社設立
1922年(大正11年)12月20日 鉄道敷設免許取得
1924年(大正13年) 井上英次郎が取締役社長に就く
1924年(大正13年)7月 楊谷寺の住職が発起人総代を退任
1924年(大正13年)8月 路線の測量許可を申請
1935年(昭和10年)5月21日 免許失効