Jr三山木駅 (JR-Miyamaki Station)
JR三山木駅(じぇいあーるみやまきえき)は、京都府京田辺市三山木高飛にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線の鉄道駅である。
駅構造
島式1面2線ホームを持つ行違い可能な高架駅。
ホームは4両編成分しかないが、将来的には8両編成分相当の長さまで拡張できるように建設されている。
なお、2010年3月(2009年度末)をめどにホームを延伸し、当駅にも7両編成の列車が乗り入れる予定である。
高架駅だが、エレベーター、エスカレーターは設置されていない。
駅構内にトイレは設置されていないが、駅前に公衆トイレが設置されている。
無人駅で、ICOCAやJスルーなどは専用の簡易改札機で対応する。
但しJスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。
駅前のバスターミナルからは、学校法人同志社京田辺キャンパス(同志社大学、同志社女子大学、同志社国際高等学校)方面へのバスの発着が多い。
同志社京田辺キャンパスへはJR同志社前駅や近鉄興戸駅が近いが、その両駅にはバスが乗り入れていない。
そのため、奈良交通はJR三山木駅と近鉄三山木駅を同志社へのバスの玄関口として位置づけ、バス利用の促進のために同志社の学生・教職員を対象とした特別の割引回数券を販売している。
駅前を大幅に改良工事中で、隣接する近鉄三山木駅との間には奈良交通バスが乗り入れできるバスターミナルも設置された。
1番線が一線スルーのため、一時期は行違い時を除き上下問わず1番線に発着していた。
但し2007年度のダイヤでは昼間時に当駅で列車行違いを行うため、木津行きの大半は2番線の発着となっており、加えて夜間は行違いの有無に関係なく木津行きが2番線に入るため、1番線発着の木津行きは朝の時間帯のみである。
駅周辺
三山木駅 - 近鉄京都線
京田辺市立三山木小学校
田辺三山木郵便局
京都厚生年金休暇センター
同志社大学京田辺キャンパス
京都府道22号八幡木津線
奈良県道・京都府道65号生駒井手線
利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約425人である(京都府統計書より)。
片町線の駅では、最も利用者が少ない。
駅名の由来
所在地に由来するが、当駅向かいにある近鉄京都線の三山木駅と区別するため、JRを冠した。
歴史
1952年(昭和27年)12月1日 上田辺駅(かみたなべえき)として開業。
1面1線の無人駅。
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
1997年(平成9年)3月8日 JR三山木駅に改称。
2002年(平成14年)3月16日 木津方へ200m移転し、高架化。
同時に島式1面2線の行き違い可能な駅に。
隣の駅
西日本旅客鉄道
■学研都市線(片町線)
■快速・■区間快速・■普通(区間快速は下りのみ運転)
下狛駅 - JR三山木駅 - 同志社前駅