おけさ号 (Okesa-go)
おけさ号(おけさごう)は、大阪府大阪市北区 (大阪市)から京都府京都市下京区を経由して新潟県新潟市中央区 (新潟市)とを結ぶ高速バス路線の愛称である。
概要
1日あたり夜行1往復を運行。
週末や多客期には続行便が運行されることがある。
2005年7月28日から2007年10月28日までは昼行便1往復も運行されていた。
だが、それは廃止された。
運行会社
阪急バス(阪急バス豊中営業所)
新潟交通(新潟東部営業所)
停車停留所
▼…梅田発は乗車のみ、新潟発は降車のみ扱い
▲…新潟発は乗車のみ、梅田発は降車のみ扱い
▽…万代シテイバスセンター前:梅田発のみ停車、降車のみ扱い
#…休憩停車を行うパーキングエリア
運行経路
国道423号- (吹田インターチェンジ) - 名神高速道路 - (京都南インターチェンジ) - 国道1号 - (京都南IC) - (米原ジャンクション) - 北陸自動車道 - (新潟西インターチェンジ) - 国道116号新潟バイパス・国道8号新潟バイパス - (女池インターチェンジ)
乗客が下車できない乗務員交代の休憩場所は、阪急バスと新潟交通とでは異なる。
阪急バスは、草津パーキングエリアを出発したら、南条サービスエリア・小矢部川サービスエリア・蓮台寺パーキングエリアの順に乗務員交代ならびに車両点検を行う。
一方、新潟交通は草津パーキングエリアを出発したら南条サービスエリア・有磯海サービスエリアの2ヶ所である。
新潟交通のほうが1回交代休憩が少ない。
そのため、朝の栄パーキングエリアでは阪急バスと混成便の時には、新潟交通便のほうが15分ほど先に到着して先に出発する。
これは、新潟駅前や終点の万代シテイバスセンターでの混雑緩和目的の意味合いからである。
どちらの降車場も一般路線バスが頻繁に到着するため複数台まとめての到着が難しい。
特に終点となっているバスセンターの11~13番線(東港線沿いバスベイ)は他の県外線高速バスの降車場となっている。
その上、一般路線(附船町線)の停留所も兼ねている。
こうしたことから、こうした時間調整を行っている。
この11~13番線は以前、他の一般路線(大野白根線、流通センター線)の始発地にもなっており、バスの発着が特に頻繁であった。
だが、両路線とも新潟市のオムニバスタウン事業の一環で2007年11月1日から運行経路を変更した。
そのため、現在同箇所を使用するのは附船町線のみである。
昼行便補足
現在は廃止された昼行便の運行についての補足を示す。
草津パーキングエリア・南条サービスエリア・呉羽パーキングエリア・米山サービスエリアで休憩を取っていた。
大阪発は南条サービスエリアで、新潟発は呉羽パーキングエリアで25分の昼食休憩が設定されていた。
千里中央・名神茨木・京都駅前には立ち寄らなかった。
沿革
1988年9月29日
- 梅田・阪急三番街BT - 京都駅前 - 新潟駅前間で運行開始(夜行便1往復)。
1989年7月24日
- 万代シテイバスセンター乗り入れ開始。
2001年12月21日
-名神茨木・名神高槻・名神大山崎・京都深草・三条燕・巻潟東・鳥原・県庁東の停車取扱い開始。
2005年7月28日
- 昼行便運行開始、昼行・夜行各1往復体制に。
2007年10月28日
- 昼行便が廃止。
夜行便のみの体制に戻る。
当バスと競合する列車
寝台列車急行列車・きたぐに (列車)
特記事項
2008年4月に、長岡市より柏崎市・京都市・大阪市を経由して堺市へ行く線が新設された。
これは堺・なんば・京都 - 柏崎・長岡線と呼ばれる。