両替町通 (Ryogaemachi-dori Street)
両替町通(りょうがえまちどおり)は京都市内の南北の通りの一つ。
北は丸太町通から南は三条通まで、烏丸通の一筋西を走る。
南の延長線上を諏訪町通(すわんちょうどおり)が走る。
由来と歴史
平安京には存在せず、豊臣秀吉による天正の地割で新設された通りである。
1600年(慶長5年)、押小路通との交差点付近に徳川家康によって金座 (歴史)が設けられ、さらに1608年(慶長13年)には銀座 (歴史)が伏見から金座の南に移転した。
このため通り沿いには金融や金銀細工に携わる業者が集中した。
現状
金融業は烏丸通に移り、現在は中心街の狭い通りである。
諏訪町通
諏訪町通(すわんちょうどおり)は両替町通を南へ延長した線上にあり、北は高辻通から南は東本願寺の北端の花屋町通まで。
的場通との交差点付近にある諏訪神社が通り名の由来である。
六条通付近には江戸時代初期に「六条三筋町」の遊郭が設けられた。