中央道昼特急京都号 (Chuo-do Daytime Express Kyoto-go (Chuo-do Road Daytime Express bound for Kyoto))
中央道昼特急京都号(ちゅうおうどうひるとっきゅうきょうとごう)は、昼特急の一路線で、東京都と京都府京都市を結ぶ昼行高速バスである。
便名コードは020xx。
本項では後に設定された東海道昼特急京都号についても記述する。
概要
2001年(平成13年)12月1日、ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスは東名高速道路・名神高速道路を経由して東京駅と大阪駅を結ぶ「東海道昼特急大阪号」の運行を開始した。
これが成功したことと、この路線の運行開始当初より京都への昼特急が旅客より強く要望されていたことから、中央道昼特急京都号が設定された。
2002年(平成14年)3月10日より「昼特急」第2弾として、東京側の発着地を新宿駅として中央自動車道を経由する「中央道昼特急京都号」を1日2往復設定した。
運行開始当初より好評であった。
特に乗客からは「景色の眺めが良い」などとのことで休日前後には高い乗車率となることが多かった(出典バスラマ・インターナショナル74号のJRバス関東関係者インタビューより)。
その後2003年(平成15年)7月18日より、「東海道昼特急京都号」を1日2往復設定した。
東京側の発着地を東京駅とし、東名高速道路経由とした。
設定当初より停車バス停留所は増えたものの、現在も運行本数に変化は無く、それぞれ2往復ずつとなっている。
2008年(平成20年)1月16日より中央道昼特急京都号は東京駅発着となった。
経路
中央道昼特急京都号
東京駅バスのりば八重洲南口(到着は日本橋口) - 新宿駅バスのりば新南口JRハイウェイバスのりば - 三鷹バスストップ - 深大寺バスストップ - 府中バスストップ - 日野バスストップ - 中津川インターチェンジ - 八日市バスストップ - 京都駅烏丸通口
東海道昼特急京都号
東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - 新宿駅新南口 - 池尻大橋駅<上り便のみ停車> - 向ヶ丘バスストップ - 江田バスストップ - 大和バスストップ - 厚木バスストップ - 御殿場バスストップ - 富士バスストップ - 静岡バスストップ - 浜松北バスストップ - 土山サービスエリア - 京都駅烏丸口
所要時間
2008年12月19日現在。
中央道昼特急京都号:東京駅 - 新宿駅 - 京都駅 下り8時間31分、上り8時間41分
東海道昼特急京都号:東京駅 - 京都駅 下り8時間05分、上り8時間03分
運行回数
中央道昼特急京都号:1日2往復
東海道昼特急京都号:1日2往復
歴史
2002年3月10日 - 「中央道昼特急京都号」運行開始。
2003年7月18日 - 「東海道昼特急京都号」運行開始。
2004年7月16日 - 「中央道昼特急京都号」にバス停追加(中央道深大寺)。
2008年1月16日 - 「中央道昼特急京都号」が全便東京駅発着・新宿駅経由となる。
2008年4月1日 - 各車両に女性専用席を導入。
2008年7月1日 - 「東海道昼特急京都号」を新名神高速道路経由とし所要時間を短縮する。
また、土山BSに停車。
あわせて全便を新宿駅経由(上り便は池尻大橋に停車)とする。
使用車両
独立3列シート・トイレ付きの2階建車両が使用される。
夜行便「ドリーム号 (高速バス)」と共通である。
「東海道昼特急京都号」に関しては、上りはJRバス関東、下りは西日本JRバスの車両で運行。