堀川通 (Horikawa-dori Street)

堀川通(ほりかわどおり)は京都市の主要な南北の通りの一つ。
平安京の堀川小路にあたる。
一部区間には堀川 (京都府)を挟んで、東堀川通と西堀川通があるが、通常は西堀川通を堀川通と呼ぶ。

現状
北は鴨川 (淀川水系)堤の加茂街道から南は東海道本線交差部北で一筋東を走っていた油小路通に合流する。
幹線道路としては一続きながら、南は油小路通と別の名前をつける。

堀川紫明通以北は4車線の幹線道路、堀川紫明から堀川今出川通までは中央分離帯の幅も広いゆったりとした6車線の幹線道路。

堀川今出川から堀川御池通は後述の通り堀川が明り区間で、東西堀川通が並び残っている。

御池から暗渠になった堀川の上も道路となり、堀川五条でやや東に振れて醒ヶ井通を合わせ、西本願寺北で鍵の手に東に折れ、堀川七条通で暗渠のまま堀川は西に逸れ、堀川通は東海道本線北で一筋東の通りである油小路通に合流する。
合流点以南の通りの名称は「油小路通」であるが、堀川通とひと続きの道路との認識から「新堀川通」と呼ばれることもある。

七条以南では交通量の少ない西堀川通が堀川通と一区画離れて、暗渠となった堀川の上を通っている。

堀川五条以南は国道1号である。

交差する道路など

交差する道路などの特記がないものは市町村道。

交通量

2005年度(平成17年度道路交通センサスより)平日24時間交通量(台)

上京区堀川通寺ノ内上ル寺ノ内堅町:34,357

歴史
昔は東堀川通、川の堀川 (京都府)、西堀川通は同程度の幅であった。
西堀川通は第二次世界大戦時に防火帯として沿道の家屋が強制疎開させられたため、現在ある広い通りになった。

京都電気鉄道が開通させた後の京都市電堀川線(通称北野線、N電)は、1961年(昭和36年)に廃止になるまで狭い東堀川通を堀川中立売通から四条堀川まで走っていた。

堀川
川としての堀川 (京都府)は今出川通から御池通までの区間は地上に出ているが大部分は暗渠である。

現在は流量が少ないが、かつては西陣織の染色に利用されていた。

沿道の主な施設

御土居 史跡指定 最北端を堀川通が切り通す

京都北郵便局 北山堀川角

京都府警察北警察署 (京都市) 紫竹通角

伝紫式部、小野篁墓 北大路下ル

淡交社 紫明通、鞍馬口通角

本法寺 (京都市) 堀川寺之内上ル

茶道総合資料館 同上

宝鏡寺 堀川寺之内東入

白峯神宮 堀川今出川東入

西陣織会館 堀川今出川下ル

晴明神社 堀川元誓願寺下ル(本殿は一筋西の葭屋町通)

一条戻り橋 一条通の堀川に架かる

伊藤仁斎古義堂阯 堀川出水下ル

駿台予備学校京都校 堀川丸太町下ル

二条城 堀川竹屋町から堀川押小路

京都全日空ホテル 堀川押小路角

京都市営地下鉄東西線 - 二条城前駅 堀川御池地下

中京区役所・京都市中京保健所・京都市中京消防署 堀川御池角

京都市立堀川高等学校 堀川錦小路上ル

京都府警察堀川警察署 堀川松原下ル

堀川五条交差点

東急ホテルズ 堀川五条下ル

西本願寺

興正寺 七条堀川上ル

リーガロイヤルホテル京都 堀川塩小路角

[English Translation]