白川通 (Shirakawa-dori Street)
白川通(しらかわどおり)は、京都市の主要な南北の通りの一つ。
東大路通よりさらに東にあり、北は宝ヶ池通から南は仁王門通(南禅寺前)まで。
鴨川 (淀川水系)支流の白川沿いを通る。
今出川通(銀閣寺道)から北山通(修学院道)にかけてイチョウとケヤキの街路樹がある。
沿道にはレストランやカフェ、ブティック、アンティークな店やエスニック料理店など北山通と並ぶファッションストリートとなっている。
通り沿いの上終町(かみはてちょう)には京都造形芸術大学があり、学生で賑わっている。
また、北大路通付近から周辺には田畑も残っている。
宝ヶ池通より丸太町通との交点である東天王町までは4車線である。
花園橋交差点から宝ヶ池駅付近で川端通を分岐するまでの約300メートルの区間は国道367号、北大路通 - 仁王門通間は京都市道182号蹴上高野線となっている。
また、宝ヶ池駅南側にある叡山電鉄叡山本線との交差地点は自動車専用の立体交差が存在する。
丸太町通 - 仁王門通間は2車線で、春秋の観光シーズンには鹿ヶ谷通と共に南禅寺や永観堂への参拝客のタクシーや観光バスがひしめき合い、付近はしばしば渋滞となる。
交差する道路
上側が北側、下側が南側。
左側が西側、右側が東側。
交差する道路の特記がないものは市町村道。
沿道の施設
修学院離宮
慈照寺
京都造形芸術大学
天下一品総本店
白川通 (祇園)
白川を下った祇園にも白川通はある。
祇園での白川はクランク (道路)状に流れているため、東大路通と花見小路通間を東西に流れる白川沿いの通りが白川北通、祇園新橋から大和大路通までが白川南通に分かれている。
特に白川南通は昔の情緒が残っている。