高松エクスプレス京都号 (Takamatsu Express Kyoto-go (bound for Kyoto))
高松エクスプレス京都号(たかまつエクスプレス きょうとごう)は、京都市、乙訓郡大山崎町、高槻市と鳴門市、東かがわ市、さぬき市、三木町、高松市を結ぶ昼行高速バスである。
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
このバスは愛称を、西日本JRバス、JR四国バス、京阪バス、四国高速バスの4社共に高松エクスプレス京都号(たかまつエクスプレスきょうとごう)に統一している。
便名コードは390xx。
運行会社・主な運行車種
西日本ジェイアールバス 西日本ジェイアールバス京都営業所が2往復を担当
三菱ふそう・エアロエース
日野・セレガ
ジェイアール四国バスジェイアール四国バス高松支店が2往復を担当
三菱ふそうニューエアロバス
京阪バス 京阪バス洛南営業所が1往復を担当
日野・セレガ、セレガR
三菱ふそうニューエアロバス
四国高速バス 四国高速バス高松営業所が1往復を担当
日野・セレガ、2代目セレガ
三菱ふそうエアロエース
神戸 - 高松・丸亀線や大阪 - 高松・丸亀線と同じく民鉄系(京阪バス・四国高速バス)と、JR系(西日本JRバス・JR四国バス)できっぷ・回数券の共通化、予約・発券場所の共通化、時刻表の共通化を行っている。
しかし、これらの路線とは異なり、2001年3月の運行開始当初から共同運行している。
西日本JRバス・JR四国バスに関しては、親会社の鉄道線と乗客を奪い合う構図となっている。
乗客が鉄道の特急より利幅の薄いバスに流れることは特に四国旅客鉄道グループにとっては深刻な問題である。
(このことは京阪神~高知、松山方面の系統にも通ずる所がある。)
(特急列車を多く走らせているために実際の所高知・松山方面の方が深刻な問題になっている)。
運行経路
太字は停留所を示す。
京都駅-(一般道)-京都南IC-(名神高速道路)-名神大山崎BS-(名神高速道路)-名神高槻BS-(名神高速道路)-吹田JCT-(中国自動車道)-神戸JCT-(山陽自動車道)-三木JCT-(山陽自動車道)-神戸西IC-(神戸淡路鳴門自動車道)-鳴門IC-(高松自動車道)-鳴門西BS-(高松自動車道)-高速引田BS-(高松自動車道)-高速大内BS-(高松自動車道)-津田東IC-(高松自動車道(高松東道路))-高速津田BS-(高松自動車道(高松東道路))-高速志度BS-(高松自動車道(高松東道路))-高速三木BS-(高松自動車道(高松東道路))-高松東IC-(高松自動車道)-高松中央IC-(一般道)-高松中央ICBT-(一般道・国道11号)-ゆめタウン高松-(国道11号)-栗林公園前-(国道11号)-県庁通り-(国道11号・国道30号)-JR高松駅
停車停留所
三角印の向きが進行方向を示す。
丸印は終着。
黒塗り―乗車のみ可能
白抜き―降車のみ可能
車内設備
バス (車両)車(西日本JRバスは主にスーパーハイデッカー車)
4列リクライニングシート
トイレ
フットレスト(四国高速バスの空港リムジン用を除く全車両、JR四国バスの一部車両)
座席間のアームレスト(四国高速バス・JR四国バスのほとんどの車両 西日本JRバスでもこれを装備した青春ドリーム号用の車両が運用に入る場合がある。)
沿革
2001年3月30日
- 西日本JRバス、四国旅客鉄道(当時)、京阪バス、四国高速バスが高松エクスプレス京都号の運行を開始。
京都駅~高松駅 (香川県)を名神高速・中国道・山陽道・神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)・徳島県道12号鳴門池田線・高松自動車道経由、ハイデッカーまたはスーパーハイデッカー4列シート車で運行。
2002年7月22日
- 高松道鳴門インターチェンジ~板野IC開通により経路変更。
2002年8月1日
- 鳴門西パーキングエリア停留所を新設。
2002年11月1日
- 運行経路を小変更。
ゆめタウン高松、高松中央インター南停留所を新設、高松中央インター口停留所を廃止。
2005年10月1日
- 名神大山崎、名神高槻、高松中央インターバスターミナル(ただし乗車のみで、高松中央インター南停留所はこの時点ではそのまま)、栗林公園前停留所を新設。
2006年7月1日
- 高松中央インターバスターミナル降車停留所新設。
高松中央インター南停留所廃止。
2007年2月26日
- 獅子の里三木バスストップ停留所を新設。
2009年4月1日
- 土、日、祝のみ1日7往復に増便
運賃
バスの乗車券はチケットセンター、コンビニ(ローソン、ファミリーマートなど)、旅行会社で事前に購入する。
電話・インターネットで予約ができる。
全便、全国のみどりの窓口でも乗車券が購入できる。
JR西日本の京阪神地区の窓口やJR四国管内の窓口以外では発券に戸惑われることもある。