日野誕生院 (Hino Tanjoin Temple)
日野誕生院(ひのたんじょういん)は、浄土真宗本願寺派の仏教寺院。
誕生院(たんじょういん)とも呼ばれる。
本願寺の飛地境内建物であり、親鸞の誕生の地を記念して1931年に建立された。
親鸞と日野誕生院
親鸞は1051年(永承6年)法界寺を建立した日野資業(ひのすけなり)の五代後の子孫の日野有範(ひのありのり)を父として誕生する。
当時、有範は皇太后の大進(だいしん)という役職にあったとされる。
母親は、清和源氏の八幡太郎義家の孫娘の吉光女であったと伝えられている。
ここには産湯の井戸や胞衣塚(えなづか)が残っている。
また、親鸞6歳の姿を写した銅像、得度式(とくどしき)に詠んだという和歌の、明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは、の石碑が建てられている。
本堂は、格調高い雰囲気の回廊をめぐらし、中庭は銅灯ろう一基を中心に配し白州で構成されており、平安時代の貴族の館のような造りとなっている。
交通アクセス
京阪宇治線の六地蔵駅から京阪バスで「日野誕生院」行終点下車すぐ
周辺情報
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