玄賓庵 (Genpin-an Temple)
玄賓庵(げんぴんあん)は奈良県桜井市茅原にあり、三輪山麓に建つ真言宗醍醐派の寺院である。
歴史
桓武天皇・嵯峨天皇に厚い信任を得ながら、俗事を嫌い三輪山の麓に隠棲したという玄賓(げんぴん)僧都の庵と伝えられる。
世阿弥の作と伝える謡曲「三輪」の舞台として知られる。
かつては山岳仏教の寺として三輪山の檜原谷にあったが、明治初年の神仏分離により現在地に移された。
文化財
木造不動明王坐像(重要文化財)
アクセス
西日本旅客鉄道桜井線三輪駅下車、徒歩約30分