蟹満寺 (Kaniman-ji Temple)
蟹満寺(かにまんじ)は、京都府木津川市山城町 (京都府)にある真言宗智山派の寺院。
山号は普門山。
本尊は縁起によれば観世音菩薩であるが観世音菩薩は現在観音堂に安置され、国宝の釈迦如来が本尊となっている。
由緒
この寺の創建年代についてはついては不詳であるが、周辺の発掘調査から飛鳥時代と推定されている。
その後、江戸時代の正徳_(日本)元年(1711年)智積院の僧亮範が入寺し再興された。
今昔物語集等に記載がある蟹の恩返しの伝承で有名である。
伽藍
発掘調査によると創建当初は広大な寺域の寺院であったようであるが現在は本堂、観音堂等を残すのみである。
文化財
釈迦如来坐像(国宝)
所在地
京都府木津川市山城町綺田36