豊国神社 (長浜市) (Hokoku-jinja Shrine (Nagahama City))
豊国神社(ほうこくじんじゃ)は、滋賀県長浜市に鎮座する神社。
「豊国大明神」こと豊臣秀吉のほか、事代主、加藤清正、木村重成を祭神とする。
近江長浜6瓢箪巡りの第一番札所。
歴史
豊臣秀吉は天正元年(1573年)~天正4年(1576年)に長浜城 (近江国)主であった。
当社は長浜町民が、秀吉の3回忌に当たる慶長5年(1600年)、その遺徳を偲んで建立したものである。
江戸時代に入ると、幕府の命により秀吉信仰が禁じられ、社殿も取り壊された。
しかし、町民によって祭神は町年寄の家へ移され、その後、恵比須神を祀る神社の奥社で密かに祀っていた(現在の豊国神社で事代主が一緒に祀られているのはこのため)。
明治維新後には「豊国神社」の名が復活し、秀吉の三百回忌に当たる明治31年(1898年)に拝殿が再建された。
明治14年に村社、大正9年に郷社、大正11年に県社に列した。
境内
本社
- 神殿は神明造、江戸時代中期築。
向拝は檜皮葺、唐破風。
拝殿は千鳥破風。
出世稲荷神社
- 拝殿天井画(徳力富吉郎筆)
吉兆苑
天満宮
主な神事
十日戎(1月)
豊公まつり(10月) 武者行列が行われる。
交通アクセス
北陸本線長浜駅から徒歩3分。
周辺情報
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