金光寺 (京都市) (Konko-ji Temple (Kyoto City))
金光寺（こんこうじ）とは、京都市下京区本塩竈町にある時宗の寺院。
山号は市中山、院号は最勝王院。
本尊は阿弥陀三尊（引接の阿弥陀如来）。
歴史
寺伝によれば、937年（承平 (日本)7年）、踊念仏の祖とされる空也が、七条通堀川通北西角に建立したのに始まるとされ、当初天台宗に属していたが、1284年（弘安7年）、時宗に改められたという。
作阿が開いた時宗市屋派の本山。
時宗の道場が置かれ「七条道場」とも呼ばれ、また東市（ひがしいち）に近いことから「市屋道場」（一夜道場）とも称された。
また、境内に市姫大明神を祀ったことから、市姫金光寺とも称された。
1591年（天正19年）、本願寺の寺地移転に伴って、豊臣秀吉によって現在の寺地へ移された。
文化財
重要文化財（国指定）
遊行上人絵巻4巻
- 紙本著色、鎌倉時代。
所在地
京都市下京区六条通河原町通西入本塩竈町586
交通
京都地下鉄烏丸線 五条駅 (京都府)より、徒歩約10分
京都市バス 河原町正面バス停より、徒歩約３分
周辺情報
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