長福寺 (生駒市) (Chofuku-ji Temple (Ikoma City))
長福寺(ちょうふくじ)は、奈良県生駒市俵口町にある真言律宗の寺院。
山号は金龍山。
開基は行基、本尊は阿弥陀如来坐像。
歴史
寺伝によると奈良時代に聖武天皇の勅願により僧・行基が開創したと伝えられるが、詳細は不明である。
建造物
本堂(重要文化財)
鎌倉時代後期に建立された入母屋造 ・本瓦葺の建物。
文化財
国宝
金銅能作生塔(のうさしょうとう)
鎌倉時代の代表的な金工作品といえる銅製の能作生塔(万物生成をつかさどる根源の珠・如意宝珠を納める塔)。
頂には三方火焔付き宝珠を蓮台にのせ、塔身部は魚々子(ななこ)地に蓮華唐草文様を線刻し鍍金・鍍銀を施こされている。
(東京国立博物館寄託)
重要文化財
本堂
その他の文化財
木造阿弥陀如来坐像
木造地蔵菩薩立像
木造聖徳太子立像(孝養太子像)
アクセス
近鉄奈良線生駒駅から奈良交通バス(生駒台循環)「俵口阪奈中央病院」下車