霊雲院 (Reiun-in Temple)
霊雲院(れいうんいん)は京都市東山区にある東福寺の塔頭(たっちゅう)である。
通年公開されている。
歴史
明徳元年(1390年)に岐陽方秀(きようほうしゅう)が開いたとされる。
第7世の湘雪守沅は細川氏と親交があり、寛永年間(1624年-1644年)に「遺愛石」(いあいせき)と銘をつけた須弥台と石船を寄贈された。
日露戦争中にはロシア人捕虜の収容所にもなっていた。
建造物
書院
茶室・観月亭
庭園
九山八海の庭-昭和40年(1965年)頃に「昭和の雪舟」と呼ばれた昭和を代表する造園家・重森三玲により復元された。
臥雲(がうん)の庭
文化財
重要文化財
絹本著色岐陽和尚像(自賛あり)(京都国立博物館寄託)
宋版仏法大明録 2冊(京都国立博物館寄託)
宋版十諫書 2冊(京都国立博物館寄託)
アクセス
京阪本線及びJR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩