寂光寺 (Jakko-ji Temple)
寂光寺(じゃっこうじ)は京都市左京区にある顕本法華宗の寺院。
山号は妙泉山。
通称は囲碁本因坊の寺。
法華京都十六本山の一つ。
歴史
天正6年(1578年)日淵の創建。
当初は久遠寺と号し、室町通出水通(現上京区)にあった。
豊臣秀吉の寺町建設に伴い、天正18年(1590年)に寺町通二条通(現中京区)に移転。
宝永5年(1708年)の宝永の大火で類焼したため、現在地(左京区東大路通仁王門通西入)に移転。
寂光寺2世の日海は寺内塔頭の本因坊に住み、後に本因坊算砂と号した。
日海は碁技に優れ、当時敵手無く、信長から名人_(囲碁)と称揚された。
日海以降、本因坊の名称は碁界家元の地位をもち、 襲名継承される様になった。
なお本因坊は4世本因坊道策の時に寂光寺から江戸に移った。
所在とアクセス
京都市左京区仁王門通東大路通西入北門前町469
京都市バス東山仁王門バス停から西へ100m。