晴明神社 (Seimei-jinja Shrine)
晴明神社(せいめいじんじゃ)は、京都市上京区にある神社である。
安倍晴明を祀る。
一条戻橋のたもと(北西)にあった晴明の屋敷跡に鎮座する。
全国各地に同名の神社が存在する。
歴史
寛弘2年(1005年)に晴明が亡くなると、時の一条天皇は晴明の遺業を賛え、晴明は稲荷神の生まれ変わりであるとして、寛弘4年(1007年)、その屋敷跡に晴明を祀る神社を創建した。
当地の社地は広大なものであったが、戦火や豊臣秀吉の都市整備などにより次第に縮小し、社殿も荒れたままの状態となった。
幕末以降、氏子らが中心となって社殿・境内の整備が行われ、昭和25年(1950年)には堀川通に面するように境内地が拡張された。
平成以降、安倍晴明のブームが起こり、全国から参拝者が訪れるようになった。
晴明歿後千年となる平成17年(2005年)には安倍晴明千年祭が行われた。
祭事
1月1日:新年祭
2月節分:節分星祭
6月26日:火災除祈願祭
9月秋分日:晴明祭
前日:宵宮祭
当日:例祭、神幸祭
9月26日:嵯峨墓所祭
11月23日:御火焚祭
境内末社
(三社合祀):斎稲荷社・天満社・地主社
その他
「名づけの神様」として、市内の人々が赤ん坊の名前を付けてもらいに参拝することがある。
(事前に命名候補を幾つか用意し、その中から神主に陰陽五行に基づき選んでもらう。
もしくは両親が選ぶ。)
交通
最寄バス停:京都駅より京都市バス9系統 一条戻り橋下車
京阪四条駅・阪急河原町・烏丸駅より京都市バス12系統 同下車
駐車場:あり(有料)100円/20分